こんにちは、イトナブ石巻のたまです!
今回のコラムでは前回ご紹介した「小学生に人気のプログラミング教材3選」の中から、Scratchをピックアップ!
機能や特徴を詳しくご紹介していこうと思います。

Scratchについて
Scratch(スクラッチ)は、アメリカのマサチューセッツ工科大学 MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーデンという研究チームによって作られたプログラミング言語です!
最新バージョンの3.0では、パソコンはもちろんタブレットでも動かすことができるので、より簡単に操作可能になっています。
また、5〜7歳を対象年齢とした、ScratchJr(スクラッチ ジュニア)というタブレット用アプリケーションもあります!
※ScratchJrはタブレットのみです
Scratchの特徴
・世界中どこでも使える!
インターネットブラウザ(Google ChromeやSafariなど)を使えば世界中どんなところでも使えるため、40以上の言語に対応。
なんと、150以上の国と地域で利用されています。グローバル!
・素材がたくさん用意されている!
Scratchでは、すぐに作品を作れるようにあらかじめ素材が用意されているのですが、その数がかなり多いです!!

画像は一部のスプライトです。なんと、キャラクター(Scratchの中ではスプライトと呼ばれます)だけで300種類以上あります!
スプライトの他、背景の画像やBGM・効果音もたくさん用意されています。
月刊イトナブ塾でも、たくさんある素材の中からどれにしようか迷っている子供の姿をよく見ます!
・操作が簡単!

特に8歳から16歳のこどもたち向けに作られているので、操作がとても簡単です。
基本的にはやってもらいたい順番に、命令のブロックを繋げていくだけ!
操作はマウスで行うので、基本的にはクリックとドラッグのみで動かすことができます!
ちなみに、キーボードを使ってコードを書く必要がなく、マウスの簡単な操作だけでプログラミングをすることが可能なプログラミング言語をビジュアルプログラミング言語と呼びます。
ちなみに、前回のコラムでご紹介したviscuitもビジュアルプログラミング言語です!
いずれviscuitも詳しくご紹介したいですね〜
機能の紹介
・作る
まずは「作る」機能からご紹介。
左側のブロックパレットから真ん中のスクリプトエリアにブロックを置いていくことで、キャラクターを動かしたり、音を出したりといった命令をすることができ、命令を組み合わせてゲームや物語を作ることが可能です。

ブロックにも様々な種類があり、キャラクターの動きを命令する「動き」ブロックやスプライトや作品自体がどういうときに動くかを命令する「制御」ブロック、スコアなどを表示させられる「変数」ブロックなど様々なカテゴリに分かれています。
カテゴリごとに色が違うので、とても分かりやすいですよね。
また、拡張機能でブロックの種類を増やすことも可能です。
合成音声を喋らせることのできる「音声合成」や翻訳機能も追加することができます。作品の幅が広がりそう・・・!
他にも、micro:bitなどをつなげてプログラミングすることが可能です。

操作はわかったけどゲームや物語の作り方がわからない!
という方のために、チュートリアル動画も用意されています・・・!
(動画内は英語のブロックなので注意!)

そしてこれらのブロックを組み合わせると、こんな感じの作品ができちゃいます。
(PC・タブレットのみ)
どちらも約1時間で完成させることができます✨
クリックゲームはScratchのチュートリアルがあります!
・見る
次は「見る」機能。
Scratchで作った作品は、Scratchを使う全世界の人々に共有することが可能です。
「見る」では世界中で作られた作品を見ること・検索することができます。

ドロップダウンリストを、流行・人気・最近の並べ替えができるようになっているほか、カテゴリでの検索も行うことができます。
英語の作品がかなり多いですが、説明文を読みなんとなく意味を掴んでゲームするのも楽しいですよ〜。英語の勉強にもなりますし・・・!
・リミックス
最後はリミックス機能について。
リミックスというのは、共有されている作品をコピーして自由に改変することです。
Scratchではリミックスが推奨されており、インターネット上に公開されたプロジェクトは必ずリミックスの許可をするようになっています。
キャラクターを変えてるだけではなく、得点や動きの速さを変えてみたり・・・
プログラムを変えてみるのもいいですね。
※リミックスをするにはアカウントの登録が必要になるので注意!
いかがでしたでしょうか?
Scratchは家でもすぐに触ることができるので、ぜひ触ってみてくださいね🎶
Commentaires