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  • 執筆者の写真51歳蟹座

農業やろうぜ

更新日:2020年2月28日


※写真はテディベアを日本に広めた小野塚万人さんの自宅で。



先日、千葉の土気(とけ)にいる農家へ田起こし準備となる草刈りに行ってきました。


田起こしは田んぼの水を抜いて、稲刈りを終え、硬くなった土に空気を入れる大事な作業ですが、そこの前段階としても色々ある。いよいよ今年も始まったと気合が入ります。(ちなみに今回は終わらなかったので、23日にも再度行きます!)


もともと、子供や家族と一緒に田植え体験がしたいと思って始まった農業。


気付いたら田植えイベントだけに終わらず、田おこし、畦塗り、昨年は台風の倒木処理にと、結構、真剣に関わるようになってきました。


そんな事を続けているうち、食ときちんと向き合いたいと、家で料理する時もきちんと出汁をとる習慣が出来、そんな料理を友だちと食べたいといろいろなテーマでホームパーティlーもやるようになり、そんな流れから4月に築地の食イベントにも参加して欲しいとお声がけ頂きました。


何がどうつながっていくのか分からないものですね。


以前、農民連食品分析センター所長や、食品加工コンサルタントの中戸川さんから、化学調味料は味噌とかと同じように微生物の動きを使って発酵させているし原料もサトウキビだから安心といった声があるけれど、そもそもミネラル不足なのに美味しくなるのが問題だという話を聞いた事があります。


私達の周りにはスーパーにコンビニ、デパートのお惣菜売り場にファストフードに出前と、沢山の美味しい食べ物が便利に手に入ります。


もちろん、僕もそれを普通に使うし、美味しいって思います。


でも、食材から手間をかけていくからこそ、その工程を知る事が出来ます。大豆の生産者とその環境を想像するから自然や里山に思いを馳せる事が出来るし、TPPや環境破壊などにも興味を持ち、政治も自分ごととして考えるようになる。


何も知らなければ、安いし美味しいからファストフードでいいやとなってしまいます。でも、きちんとつながりを理解し知識を持っていれば、きちんと食事を摂ろうという意識を持つ事が出来る。


こうして選択肢を持つ事は、リスク回避にもつながっていくし、人は必ず何かと関わりを持っている事をきちんと理解できるから利己的にならず、優しさや心の豊かさが得られるんじゃないかと思います。

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