
多様性を認め合うコミュニティ
20年間の保育園経営では様々なことを経験させて頂いた。その仕事を通じて、常に自分のテーマになっていたことがある。
・いかに多様性を認め合える環境を構築するか?
・尊重し合える精神はどう作られるのか?
社会が小さくも大きくもかなりのスピード、かつ災害を含めれば今ある価値観さえも根底から覆されてしまう中で、その変化の波をどう乗りこなせるのか?
そうした時代、背景の中では各人が多様性や尊重できる価値観を持つ力も求められるけれど、周囲の存在も大きい。
故に私たち大人が0-5歳という年齢の子供達に伝え、そして親御さんと共に考え続け、行動するにはどうするべきか。
具と味噌の全てが「楽しい!」で出来た芋煮
週末、風とロック芋煮会のオンラインイベントに参加した。実際に現地へ行ったこともないイベントで、しかも知らないバンドも沢山出演する6時間超の番組。
詰まらなかったら別の事すればいいと気軽に見始めたが、どんどん引き込まれ、気付いたら外が暗くなっていた。
動画の編集力やオンラインイベントの企画力はもちろんあるだろう。
ただ、実際のイベントが面白くなければ、ここまで魅力的な内容にはなっていないだろう。
映像には、子供から大人までバンドの曲で拳を振り上げ、歌い、風呂でミュージシャンたちと背中を流し合い、昼寝をする様子。
それが全体に伝わるような温かい番組の進行と、アーティストのコメント、参加したお客さんやオンラインで流れ続ける数々のコメント。
僕には、その場こそが多様性を認め合う環境のように見えた。
■今回の小ネタ(僕が面白いと思った何でもをチラリ)
フェスネタばかりになってしまったけれど、僕はフェスに行った事がない。オンラインで大きなフェスをいくつか観ただけ。
その中で行きたい!と心から思ったのが風とロック芋煮会だ。
プロデューサーの方も何度も言っていたが、これはフェスじゃないと。
他のフェスを知らないからフェスと言ったけれど、敢えて日本語で「祭り」というのが最適なのかもしれない。
豊作を祈るなど、その地域に根付いてきた祭りは変化しつつある。
Comments