あけましておめでとうございます!
皆さんはどんなお正月休みでしたか?僕は始めたばかりの陶芸作品の色付けをしたり、久しぶりにのんびりさせてもらいました。
2019を振り返りながら、そういや一番感動したお店や食べ物って何だろうと、、、実は自分で作るのも、食べ歩くのも大好きなんですが、最近は店を数多く巡るより、お気に入りのお店数軒の店主やスタッフとの会話を楽しむのが一番楽しい。
というのも、美味い店の追求はどこまでもキリがないですよね。
90年代に人気だった「料理の鉄人」以降、食べログやretty、もちろんインスタなどsnsが普及して、グルメ番組やレポーターだけでなくyoutuberなど普通の方々の中にも、物凄い店数を食べ歩いている方々もいます。
しかし、そうした食に関するコンテンツが増えた反面、「家庭や家族の」調理時間や食事をする時間は減りました。
総務省の生活基本調査や生活定点観測調査に見る「家事楽・時短」調査といった日本の調査だけの話ではなく、米国でも調理済み食品購入が普通になっていて、60年代半ばと比べると27分/日らしいです。
新しい味との出会いは楽しい。そして、そうした追求を続けるシェフを尊敬しています。
しかし、食事とはそもそも生活の土台でもあって、家族がコミュニケーションを取り、子供が会話を学び、食物や感情を分かち合い、食べる、また誰が先に食べるとか、食べる流れなどといった順番を理解するなど様々な社会習慣を身につけていく、つまり文明の発展へ寄与している事でもあります。
食べ歩きは好きだけれど、食の原点はきちんと理解しておきたい。
大げさかな?
いや、原点ですw
例えば何軒食べ歩いたといった事だけにフォーカスしていると社会といった周囲の声や行動に振り回されてしまうんじゃないかなって思うんです。
ダイエットにはバナナが良いと聞けばバナナが売り切れ、いやいやプログラミング教育だとなればプログラミング塾がキャンセル待ちになるのと同様。
バナナだって、プログラミングだって大事だけれど、何故かを知っておかなきゃいけない。
このプロジェクトが生まれた想いは「ITやテクノロジーを身近にしたい」です。
プログラミング学習という表面的な事にフォーカスして、html言語やJavaScriptの構築といった事を分かりやすく教えたいという事ではありません。
お店を身近に感じるのは、シェフの料理に対する想いや個性を知るからです。
だから、プログラミングが生まれた背景やその考え方も分かりやすく伝えたいし、それをマンガにして食事の時なんかの家族の会話に加えてもらいたいし、一緒で楽しんでもらえたらと思っているんです。
キュイがITやテクノロジーだけでなく、コミュニケーションの架け橋にもなってもらえたら嬉しく思います。
2020年のキュイ、そしてこのプロジェクトがどうなっていくのか、お楽しみに!!!
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