
早いもので、今の会社にお世話になって1年になろうとしています。
今年の春くらいまでは精神的にも落ち着かなかったけれども、良き仲間と一緒に働かせてもらいながら、随分と元気をもらったように感じます。
これから先にどんなキャリアが待っているのか分からないけれど、今はとても充実した時間を過ごしているなと思っています。
新入社員の頃
新卒で入ったカード会社では入社して3年間、督促業務をやっていました。朝から晩まで電話して、督促状作成して、場合によっては現地へ行くという業務。
他社で活躍する友達の話を聞いたり、同期入社の仲間が営業をしている話を聞いては、なんて無駄な時間を過ごしているんだと愚痴っぽくなっていたり。
何がきっかけになったのか分かりませんが、このままではいけないと、こんなことを考えました。
❶社外ネットワークを作る
❷社内研修で目立つ
❸ビジネススクールとか社会人勉強会参加する
社外の人と遊ぶ
学生時代の友達の会社の先輩とかおもろいと思った人を紹介してもらったり、交流イベントを結構な頻度でやってました。
今では顔も覚えていない様な人もいるけれど、企画したり、音楽リスト作ったり、お店と交渉したりという経験は結構役立ったし、当然ながら視野も拡がったと思います。
社内研修で人事の目の留まる
督促業務をやっていてもなかなか社内で目立つことは出来ないけれど、人事部が企画する研修で目立てば、本社とかおもろい部署に行けるんじゃないかと思い、とにかく研修は気合を入れて臨みました。
ビジネススクールは楽しい
社内研修で目立つ為でもあるんですが、globisのクリティカルシンキングとプロブレムソルビングを受講しました。
週末など、年齢も違う社外の人と集まってあーでもないこーでもないとやるのは刺激的だったし、何よりも、初めて仕事をしている実感があった楽しかったw。
こうして迎えた人事面談
会社では年1回、人事部の人がやってきて仕事どう?なんてやり取りがあったんですが、それまでは、行きたい部署ややってみたい仕事の話ばかりをしていました。
今でも覚えている異動前の最後の面接では、「督促業務は楽しくないし、正直何のキャリアにつながるのかも分からないけれど、腐っていても仕方ない。いかにこの職場や仕事を前向きに捉えるかが大事で、そうした事が見えてきた今は楽しい。」なんて事を話しました。
そして本社へ
そして辞令の時期、支店長に呼ばれて言われた異動先は本社の新設部署。誰もが何をやっていいんだか分からない中で下っ端の僕も余計なにをすればいいんだか分からない。
振り返ってみると、それまでの経験が今につながっている事は間違いない事です。
どの時間も決して無駄ではなかったし、顔もみたくない様な人もいたし、自分の事を嫌いだという人もいるんだと思います。
そうした事に対して、畜生と言ったところで何も得られないし、創り出す事も出来ない。
現状を真摯に受け止めて、「じゃあ、どうするか?」と考えて行動する事しかない。
改めて、仲間たちに感謝を。
■今回の小ネタ(僕が面白いと思った何でもをチラリ)
石岡瑛子を知ったのはドラキュラ/フランシスフォードコッポラを観たのがきっかけです。
作品も良かったですけれど、何よりもその衣装の重厚さや奇抜さに圧倒されました。
評価される立場の表現者の思考と取組の過程の片鱗を知る貴重な展覧会。お勧めです。
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