思い込み
とあるお店で撮った写真が冒頭の写真です。
それを知人に見せたところ、「何の料理か分からないけれど、美味しそうだね。」と言われました。
写真がアップなので、分かりやすいけれども、これは「おしぼり」です。
とぼけているのかな?と思ったので、「そうそう、メレンゲ風で中には魚のすり身が」と話してこちらもボケたつもりだったのだけれど、暫くして、あれ?気づいていないとなったのです。
確かに、僕は料理の写真を多く撮るし、お皿に乗るものは料理と先入観で持っていれば、確かに料理といっても、僕でも信じてしまうかもしれません。
事実を疑う為に
昨日観ていたテレビでやっていた外食店サブウェイでは、味は良いのに、注文が複雑なのが課題という話にも通じるし、同番組でやっていたメニューをシンプルにした吉野家にも言えるかもしれません。
ファクトフルネス/ハンス・ロスリングでは、人はよりドラマティックな答えを選ぶ傾向にあるとして、下にある問題を世界中でやってみたところ正解率は10%未満だったそうです。
Q1 現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?
A. 20%
B. 40%
C. 60%
※正解はC
女性、低所得、といった言葉から連想する事を考えると、僕も反省しなくちゃいけないけれど、頷けるように感じます。
どうしてかという話は別にして、こうした事で安易に事実をねじ曲げてしまっている事は、仕事でもよくある事かもしれません。
武器を手にいれる
本やブログがシンプルな書き方や見え方になったり、説明動画が有名になったりという事からも世の中の情報が溢れれば溢れるほど、シンプルなものや考え方が身近なものになります。
先日も園長研修のワークショップで、自分が高級デパートの企画部長として働いている時にカフェで新しい健康ドリンクを売り出すとして値段設定をどうするか?という事をアンケート結果を参考にやった時も、「高級店だから」「ブランドがある」といった感情による回答がほとんどでした。
クリティカルシンキングやフェルミ推定などいろいろありますが、そういうやり方を知るよりも、日頃から本当かなと疑うクセをつけたり、外食した時の利益を想定するなどを繰り返す事が大事だなと思います。
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