朝8時位に投票所に着くと、家族でいらしゃってる方も多かったものの、記名箇所も混雑しておらずすんなり終了。
そのまま、再開した東京都現代美術館で、オラファー・エリアソン観賞。
いつもは、やってる展示を全部見ちゃうんだけれど、今回はこれ一本に集中したんだけれど、これが良かった。
地球と人との関係を考えずにはいられないインスタレーション。
ボランティアする側からされる側になる事が普通になる時代
南極料理人として2年ほど前に南極に行っていた知人からも聞いていたけれど、過去20年の氷の後退を見て胸が痛む。
最近も南極の気温の上昇について警鐘が鳴らされていたのは多くの人が知るところだ。
スーパーでもレジ袋が有料になって、プラスチックゴミへの関心が高まっている。それでも、環境問題全体から見れば氷山の一角でしかない。
確かに、一人一人の意識の持ちようは大切だし、たとえ氷山の一角であろうとやれる事はどんどんやっていかなくちゃいけないし、そのスピードも加速していかなくちゃいけない。
昨年の大型台風による杉の倒木被害のボランティアで千葉へ何度か通ったけれど、熊本での大雨による痛ましいニュースを見ると、いつ自分がボランティアされる側になってもおかしくないと思わずにはいられない。
常識から開放される
美術館を出ると雨が降っている。うっかり傘を持たずに出てしまったけれど、さてどうするかと目をやるとバス停がある。
駅があるバス停まで移動し、アーケードや店の軒下を借りながら移動。
気付いたら雨も止んでいた。
今回観たオラファー・エリアソン作品の一つに霧状の水に光を当てて虹を出している作品がある。
子供達には大人気で、それこそびしょ濡れなるまで行き来する子供達、それを止めようとする親の姿を思い出した。
濡れる事を避ける大人の常識と、濡れる事を楽しむ子供の常識。
そうした事から開放されてみる事の大切さを教えてくれる美術館。
今週末も行ってみたい〜。
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